10月17日 ふるさと館で、「戦時下を生きたふたりのものがたり」の展示とその解説を聞きに行きました。大正9年に生まれた男女2人のの就学から卒業、軍人と看護師(婦)の体験がその遺品を通して語られました。資料の研究と彼らの足跡をたどるために、自衛隊に当時の軍隊の動きを問い合わせるなど調査の丁寧さ、またそのまとめ方など、本当に驚く内容でした。男性はガダルカナルで戦死されたそうです。翌年の戦死通知書も展示されており、ご遺族がこの展示会をお墓に報告に行くと話されたとのことでした。
看護婦にも赤紙が来たこと、戦争中にも二日市温泉には40人くらいの芸者さんがいて、彼女たちもかっぽう着を着て戦勝祈願をしたこと、衣料切符の現物とどのようなものが何点で買えたか、在郷軍人名簿に朱書きで「戦死」とある資料、見たことのある墓石が軍人のものでお墓にも階級差があったこと等々、知らないことや驚くことがたくさんありました。
沢山の方々に聞いてほしいです。
ありがとうございました。








