10月13日 11日から滋賀県大津市の全国市町村国際文化研究所に二泊三日の「人口減少社会における議会の役割」というテーマの研修を受講してきました。今回は希望者が私以外にはなく、一人で参加しました。京都駅で新幹線から湖西線に乗り換えるためホームに降りると緑色の列車が待っていてくれて、迷いなく乗り込み”帰ってきた”という気持ちになったのは自分でも意外でした。宿泊の部屋から湖西線の駅が見えます。
研修は、1日目は、人口減少により自治体に何が起こり、市民にどのようなことが起きるのかを。次は、福井県大野市の石山志保市長から人口減少に立ち向かう市政のお話を伺いました。夕方は振り分けられたグループ3人で各自の自治体の情報交換をしました。これが2日目の演習をスムーズに進める手助けになりました。私とご一緒していただいたのは、宮城県大崎市の相澤議員、写真の私の隣の方です。もうお一人は多治見市の仙谷議員でした。気が合って打ち解けて意見交換ができました。(写真撮影は研修中はできません)
2日目は、データによって2050年の姿が示され、私たちは大崎市の課題と提言をKJ法でまとめました。その後21グループがそれぞれ3テーブルを回るワールドカフェで意見交換しました。途中、小学校5校を1校に合併する2年前の時点で「閉校前にせめて快適なトイレを」と首長が2億円をかけて閉校する学校のトイレを改修したという話を聞き、聞いた人たちは「もったいなーい!」講師は千葉大大学院教授の倉阪秀史さんで、嬉しくなるほど参考になりました。
最終日は、イギリスの議会制度と日本の議会制度の違いやアメリカのタウンシップの制度などから始まり、議会の改革についての研修で終わりました。
大変充実した研修で、これまでの研修が点だとすると、線で結びついていく感覚がしました。活かしていくしかない!!
受講させていただき、市民の皆様ありがとうございました。