11月11日 午後、時間ができたので行ってみたかったふる里館の「旅のガイドは木版画」を見に行きました！ ちょうど古文書の専門職員による解説が行われていてびっくりのお話を伺いました。
1687年に綱吉が出した生類憐みの令に旅行中の人と、動物に手厚い対応をすることの条項が含まれており、明治13 年、1880年に愛媛出身の松友イシさんの記録が残っているのです。イシさんは今の熊本県八代市で病気になり帰郷を希望したので宿場から宿場継ぎ送られ山家で亡くなったそうです。そして、ご遺体は丁寧な説明文と一緒に９日後に松山市におくりとどけられたとのこと。この心がお遍路さんのお接待に引き継がれているのでしょうか。江戸時代の「旅行用心集」は、江戸時代ならではの注意や現在もその通り、の、注意事項がかいてあり面白い資料を頂きました。こんな専門家がいらっしゃるなんてすごーい！皆さんもぜひ聞いてみてくださいな！
